回答者の92%がAIへの投資を増やす計画である一方、早期導入企業はほぼすべての主要指標において大きな優位性を示している
NEW YORK – May 18, 2026 – ダッソー・システムズのブランドでありライフサイエンス業界向け臨床試験ソリューションの主要プロバイダーであるMedidataは、本日、第2回年次報告書「The State of AI in Clinical Trials©(臨床試験におけるAIの現状)」を発表しました。2026年の調査結果は、業界全体に広がっていた実験的なパイロット運用の展開から、AIの実用化において最も長い実績を持つ早期導入企業が大きな優位性を獲得するフェーズへと、極めて重要なシフトが起きていることを明らかにしています。
製薬会社、バイオテクノロジー企業、およびCROのシニア意思決定者200名を対象としたこの独立した調査は、AIへの意欲はほぼ普遍的である一方で、それを実用化する能力には大きな差があることを浮き彫りにしています。最も注目すべき点として、「早期導入企業」の72.9%が、現在、臨床試験のタイムラインの短縮を実感しています。本調査は、メディデータの代わり、独立したグローバル大手の調査・アドバイザリー企業であるEverest Groupが実施したものです。
「これらの指標を毎年追跡することで、私たちはライフサイエンス業界に対してAIの成熟度に関する一貫したベンチマークを提供しています」と、メディデータの最高戦略責任者(CSO)であるLisa Moneymakerは述べています。「2026年のデータは、私たちが思索の時代を通り過ぎたことを示しています。現在、AIを大規模に展開している企業と、レガシーなインフラによって停滞している企業との間で、明確なパフォーマンスの格差が見られます。この継続的な研究における私たちの目標は、業界に長期的なロードマップを提供し、その格差を埋め、AIの持つ可能性を予測可能な臨床結果へと変える手助けをすることです。」
主な調査結果:
- 早期導入企業が先導: 18ヶ月以上のAI導入経験を持つ回答者の72.9%が、臨床試験のタイムライン短縮を実現。さらに、同様に回答者の67.5%がプロトコル逸脱の減少を実感しています。
- かつてない投資: 回答者の92%がAIへの支出を増やす計画を立てており、減少を見込んでいるのはわずか1%
- 野心的な期待: 調査対象者の82%が2〜3倍の投資対効果(ROI)を期待しており、約3分の2(63%)が12〜24ヶ月以内にそのROIを達成できると見込んでいます。
- 自動化から予測へ: 今後3年間で、回答者はプロトコルおよび運用のシミュレーション(31%)と、患者、施設、試験結果をモデリングするためのデジタルツイン(26.5%)を優先すると述べています。
- 拡大への課題は継続: 統合の複雑さ(回答者の79.5%)、モデルの精度(77.5%)、そして脆弱なデータ基盤(75%)が依然として最大の障壁となっています。
- 信頼を最重視: 回答者の63%以上が、データの信頼性と規制遵守を極めて重要であると評価しています。また、64.5%が法務およびコンプライアンスのレビューを要求し、63%が人間による監視を義務付けています。
業界全体のベンチマーク
2026年の報告書は、急速な技術変化に直面するライフサイエンスセクターがどのように進化していくかを示す重要な基準を確立するものです。エコシステム全体の障害や成功について、特定のブランドに依存しないインサイトを提供することで、メディデータはAI駆動型医療の時代における「卓越性(エクセレンス)」の定義に関する思想的リーダーとしての役割を果たし続けています。
Everest GroupのパートナーであるChunky Satija氏は以下のように述べています。
「業界が臨床開発におけるAIの実験段階を確実に脱しつつあることは明白です。投資は増加傾向にあり、期待はより現実的なものになっています。段階的な改善は見られますが、企業全体での変革にはより強固なデータ基盤、統合され密接に結びついた環境、そして大規模な検証が必要となるでしょう。同時に、早期導入企業は特にユースケースが初期のパイロット段階を超えて成熟するにつれて、持続的な投資とより深い統合がいかに広範な運用の成果、とりわけ業務効率の向上につながるかを示し始めています。長期的な実行重視のアプローチを取る組織こそが、初期の勢いを企業レベルの永続的なインパクトへと変える最も有利なポジションを確保できるでしょう。」
調査レポートの分析結果をご覧になるには、こちらからレポート全文をご確認ください。MedidataのAI機能に関する詳細については、こちらをクリックしてください。
メディデータについて
メディデータは、臨床試験をサポートするデジタルソリューションを通じて、より良い治療とより多くの患者様の希望と人々の健康な暮らしの実現を目指し、ライフサイエンス分野におけるデジタルトランスフォーメーションを推進しています。37,000を超える臨床試験と1,100万人以上の患者様を対象とした画期的な技術革新の実績で25周年を迎えたメディデータは、業界の専門知識、分析に支えられた洞察、世界最大規模の患者レベルの臨床ヒストリカルデータを提供しています。これまでに、2,300社を超えるライフサイエンス企業や団体に採用され、100万人以上の認定ユーザーがメディデータのシームレスなエンドツーエンド・プラットフォームにより、患者体験の向上、臨床的ブレイクスルーの加速、治療法の早期市場投入を実現しています。メディデータは、米国ニューヨークに本社を置く、ダッソー・システムズ(ユーロネクスト・パリ:FR0014003TT8、DSY.PA)の傘下のグループ企業であり、世界各国に拠点を置き、各国またはグローバルでの臨床試験ニーズにお応えしており、調査会社であるエベレスト・グループとIDCから業界のリーダーとして認め評価されています。より詳細な情報はhttps://www.medidata.com/jp、LinkedIn / Facebookの日本語公式アカウントページなどをご覧ください。
ダッソーシステムズについて
ダッソー・システムズは、人類の進歩を促進する役割を担う企業です。1981年の設立以来、同社はバーチャル世界を開拓し、消費者、患者、市民などすべての人々の現実世界をより良い方向へと導いてきました。ダッソー・システムズの3DEXPERIENCEプラットフォームでは、AIを搭載した科学的根拠に基づくバーチャルツインにより、あらゆる規模・業界の39万のお客様が協力し、製品やサービスを創出、製造することで持続可能な革新を生み出し、社会に対して意義のある影響をもたらすことができます。より詳細な情報はホームページ、https://www.3ds.com/ja/(日本語)、https://www.3ds.com/(英語)をご参照ください。
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